子どもが不登校になってしまった場合、期間が長くなってくると経済面が心配になる人もいそうです。学校では給食というシステムがあるため、楽ですが、不登校だと毎日家にいるため学校で済ませられる給食を用意することになります。小学校の給食費の平均額は1日約200円、月額約4000円、中学校が地域などによって違うため254〜347円、月額約4350〜5590になります。中学生になると食事量は大人と同じくらいの量を食べることになるので、増額するのは仕方ないです。
給食は、学校に在籍している人数分作るのは、1人当たりの負担額が決まっているため当然だと考えます。以前は現金による集金でしたが、口座による引き落としになっています。注意してほしいことが口座の残高が不足していると未納とされて、学校から連絡か通知書が送られることになります。支払うことをすれば、問題ないですが、両親の離婚、病気や災害などで支払う能力がない場合は、学校側に相談することです。支払いを延期してもらう、一部を分割して支払う方法を提案してくれることもあります。また、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対して、市町村は、必要な与えなければならない就学支援制度があります。補助対象は、学用品、体育実技器具、通学用品費、新入学児童生徒学品用等、通学費、修学旅行費、郊外活動費、医療費、学校給食費、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費です。支払う能力があるのに払わない場合、学校側が法的手段を執ることが可能で催告書が送付されて、さらに滞納を続けてしまうと簡易裁判所から「支払促申立書」と「異議申立書」が送付されてしまいます。
不登校の場合、経済的な問題が発生していない限り支払うのが基本です。子どもが途中から学校に行きたい気持ちになったのに、給食費を支払っていないため用意がありませんでは困ります。ただ、家庭で不登校生活を続ける事を選択し、給食を食べる必要がないと判断された場合は保護者の申し出により給食費の支払いを止める事も可能です。給食費は毎月決まった支出のため負担がなりそれで子どもを責めると心の距離も離れるので、子どもと話し合うことが大切だと思います。給食費の問題も重要ですが、不登校になっている原因を解決するために学校側と話し合うことも必要でしょう。次回は中1ギャップという言葉があるについて消化していきます。