今回は不登校の原因で、SNSの誹謗中傷について書いていきます。
SNSの誹謗中傷とは、SNS等のプラットフォームサービスの普及に伴い深刻な社会問題となったインターネット上の誹謗中傷のことです。根拠のない嫌がらせや悪口などを投稿することで、他人の名誉を傷つけることを指します。学校でも変な噂ややってもいないことを書かれて残念ながら不登校になる児童生徒も増加していそうです。
近年、インターネット上での自由なコミュニケーションが可能になりましたが、匿名のまま不特定多数に向けて特定個人の誹謗中傷を書き込んだり、個人のアカウントに対して一方的に誹謗中傷のメッセージを発信したりする事例が多くなっています。名誉毀損罪、侮辱罪、業務妨害罪に問われることになります。山梨で行方不明になった子の母親や木村花さんは罪にならなくても相当数書かれて辛い思いをしています。
原因として、弁護士費用がかかる、訴えるために誹謗中傷の内容を確認する必要があり当事者の心理的負担になる、削除や凍結、ログの期限切れの恐れから迅速な対応が必要、請求時に権利侵害が明らかでないと、匿名の中傷者の情報が開示されないことです。また、悪いことを自覚がなくSNSに投稿する、書き込んだ本人をわざわざ特定するはずがないと考えている人もいることもあります。
スマホを利用する年齢が下がっており3歳の子でも持っていることがあり親としては被害に遭わないか不安な気持ちになります。クラスメイトに悪口を書かれて拡散され知らない人から連絡が来てしまうこともありそうです。他に学校に通っていても突然中傷されたら戸惑いを隠せず親や先生に相談しても解決するのが困難で、学校に行かなく引きこもりになります。昨年法制が改正されて犯人が探しやすくなったとはいえ誹謗中傷する人が減っていないです。次回は具体例について書いていきます。
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