不登校を助けたいブログ

不登校になった人を少しでも助けたい気持ちがあり始めました

いじめを受けた児童生徒に親ができることについて!

前回はいじめを受ける内容や最近はネットいじめが増加していることを書きましたので、今回は親ができることについてです。前提として、良好な親子関係を築いておくことで、いじめられていることを親にいうのが恥ずかしい、子どもが何も言ってこないから、きっと学校生活は大丈夫だろうとすれ違いがあるのは良くないため、話し合う機会を月に1回は設けておくことです。「お父さんとお母さんはいつでもあなたの味方だよ」と伝えておき、子どもから相談があった際は、話をさえぎらず、満足行くまで聞き続けることです。また、学校のスクールカウンセラーなど子育ての専門機関を利用することや子どもの様子を普段からチェックする(いじめのサインシート)ことです。

 

対応として、児童生徒にとって、家庭を安心できる場所にすることで、「自分は1人じゃない」や「自分を必要としてくれる人がいる」ということに気づけて、自己肯定感や自尊感情を回復するきっかけになります。学校に行きたくないと言っている場合、「休んもいい、行かなくていい」と伝えることです。もしかすると、親の目からは学校に行ってほしい気持ちがありそうですが、子どもは我慢して学校に行っていたことを察してあげてほしいと思います。学校に行ってない時間に、趣味や遊びなどで子どもが興味を示すものがあれば、それに取り組ませることが重要です。それがきっかけに自信を取り戻し、この時間に身に付けたことが、将来につながる可能性があると思われます。

 

家庭内で対応することも大切ですが、学校との連絡を行うこともすることです。いじめがあることを相談して、学校はいじめ防止対策基本法に基づき、対応する義務があります。また、いじめや不登校の専門機関に相談することで、子どものための具体的な内容が分かり、他の対応も見つかります。家庭内で悩みを抱え込んでしまうと、ストレスが溜まる悪循環になりやすいので、カウンセラーに話しをするだけでもストレスが緩和されます。残念ながら学校に相談しても、学校側が真剣に解決に取り組んでいなかった場合、転校する手段があります。粗悪な環境で我慢するより、新しい環境で再スタートを切ることは、いいことになりますが、親も転職する必要があるためしっかり話し合いをすることです。いじめを受けないのがいいですが、受けてしまっていたら早期に対応するためにも親子関係は良くしてほしいです!次回は不登校になっても大学には進学できるのかについて紹介します。