不登校を助けたいブログ

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不登校の原因(強迫性障害の治療)について

今回は不登校の原因にならないように強迫性障害の治療について書いていきます。

強迫性障害の治療は、原因の1つと考えられているセロトニンの異常を調整する働きを持つ薬を使用することです。主にSSRI(フルボキミサン、パロキセチン)が用いられ抗うつ薬の一種で、脳内神経伝達物質のうちセロトニン系のものだけに作用して、正常に近い状態に調整します。ただ、使用しても症状が緩和しない場合は、三環系抗うつ薬の塩酸クロミプランを合わせて使うそうです。薬を飲んで効果が見られても早期に中断すると症状が現れることも多いので、1年以上は薬物治療を続ける必要があるそうです。

治療の効果が高いと考えられているのが認知行動療法です。これは、日常生活の中で生じる問題に対して、患者さんがどのように考え、行動し、感情や身体が反応するのかを把握して、対処法を考え、判断して柔軟に行動することを促す治療法です。

一般的なものとして、暴露反応妨害法があります。この療法は、患者さんに強迫観念や不快感を引き起こす状況や人物にあえて直面させ、刺激を与えます。軽い刺激からスタートして、段階的に与える強度を高めて、慣らせていきます。不合理な行為につなげないように努力することで、不快感や不安が薄れて「強迫行為は不要」であると本人が自覚できるようなることです。

参考 無意味な行為が止められない〜強迫性障害

https://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_003/mdcl_info.html

#不登校 #強迫性障害