今回は、不登校の原因で、家族の介護について書いていきます。
まず、通学しながら家族などの介護を担っていることをヤングケアラーと言います。簡単に言うと病気や障害のある家族を支えるために友達や部活動よりも優先することです。毎日学校に行けば勉強や最近流行っていることなどを話しますが、家に帰ると食事、洗濯、料理、風呂などをすることが当たり前になっています。2017年度の調査では、15〜19歳だと約4万人のうち8割以上が週4日以上勉強と介護を両立しているのは大変だと思います。
不登校になる原因として、誰にも相談できず支援を受けられないため孤独につながり学校に行けなくなることだと考えます。また、母親や父親が急にがんなどになった時はさらに負担がかかり自分自身の体調も心配になってくると思われます。他にもひとり親家庭の場合祖父や祖母が認知症になってしまったら子どもが世話をすることになります。
表面化することがないため周りに相談できないのが現状で、先生や周囲の人が気づけなく放置してしまう危険があります。次回は具体例について紹介します。
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